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2019/10/15(火)

【炎症性疼痛】急性の痛みについて

カテゴリー:健康, 腰痛, 院長ブログ

 

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最近は「痛み」についてお話をしていますが、

今回は急性痛についてお伝えします。
痛みの中でも特につらい急性痛。

どのようなものなのか理解することで、痛みが出た時の対処が変わります!

ぜひ参考にしてください^ ^

炎症性疼痛

人は色々な感覚を持っています。
ものを触った時に感じる触覚・圧覚。今どの場所にあるかを感じる位置覚。どのような運動をしているのかを感じる運動覚。熱い冷たいを感じる温覚。そして痛いと感じつ痛覚です。

これらの感覚と脳に伝えるのは、それぞれが違った種類の末梢神経線維です。

それぞれの神経線維は太さや特徴が異なり、その違いによって信号の伝わる速さに違いがあります。

「指を切った」」などの怪我は組織の損傷ですが、痛みの面から見ると、切ったことによる直接的な機械刺激が抹消神経を刺激し、電気信号を発生させ、痛みを引き起こします。
これを侵害受容性疼痛といいます。

しかし、組織損傷による痛みはこの直接的な痛みのみではなく、二次的に発生した発痛物質により引き起こされる痛みもあります。
発痛物質にはたくさんの種類があり、それがが産生されることによる痛みを炎症性疼痛といいます。

疼痛の程度は損傷の程度に比例することはもちろん、刺激を感じるレセプター(侵害受容器)がどの程度分布しているかにもよります。

腰における侵害受容器は椎間関節、筋・筋膜に多く分布し、痛みがより増幅しやすいとされています。

つまり、椎間関節や筋・筋膜の損傷は軽度でも痛みを強く感じるということです。

これら侵害受容性疼痛・炎症性疼痛は整体に危害が及んだという警告となる信号で組織の修復が完了すればなくなる急性の痛みです(およそ一ヶ月)。

急性痛では打撲・捻挫などの直接的な損傷による痛み(侵害受容性疼痛)のみでなく炎症性疼痛も重要な位置を占めています。

 

 

 

 

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