2024/10/14(月)
【不良姿勢のうちの一つ】
【不良姿勢のうちの一つ】
ストレートバック姿勢とは、脊椎の正常なカーブが失われ、特に腰椎(腰の部分)の自然な前弯(前方へのカーブ)が平坦化してしまう状態を指します。
脊椎の正常なカーブは、首(頸椎)が前方に弯曲し、背中(胸椎)が後方に弯曲し、腰(腰椎)が再び前方に弯曲する形状で、これにより身体がバランスよく保たれます。
しかし、ストレートバックでは、この腰椎の前弯がなくなるため、上体が前方に傾き、姿勢が崩れます。
原因
ストレートバックの原因はさまざまで、次のような要因が挙げられます。
・脊椎手術後の合併症: 特に脊柱側弯症(脊椎が左右に弯曲する状態)の治療で行われる脊椎固定術や金属ロッドの使用が、長期的にストレートバックの原因となることがあります。手術で脊椎が過度に矯正されたり、腰椎の前弯が抑制されたりすることで、後に平坦化することがあります。
・加齢による椎間板変性: 年齢とともに椎間板が潰れたり、変性したりすることで脊椎の自然なカーブが失われ、ストレートバックになることがあります。特に腰部の椎間板が劣化することで、腰椎の前弯が減少する可能性があります。
・筋力の低下や姿勢の悪化: 長期間にわたる悪い姿勢や、腹筋や背筋の筋力低下が、脊椎のカーブに影響を与え、ストレートバックを引き起こすことがあります。
・特定の病気や疾患: 例として、骨粗しょう症や脊椎関節炎などの疾患が、脊椎の変形を引き起こし、ストレートバックを引き起こすことがあります。
症状と影響
ストレートバックは、姿勢や歩行にさまざまな影響を及ぼします。以下のような症状が一般的です。
・姿勢の崩れ: 上体が前方に傾くため、まっすぐに立つことが難しく、長時間立っていると疲れやすくなります。また、自然に膝を曲げた状態で歩くことが多くなるため、日常の動作が困難になります。
・腰痛や背中の痛み: 脊椎のカーブが崩れることで、腰や背中に過度な負荷がかかり、痛みが生じやすくなります。これにより、慢性的な痛みや不快感を感じることがあります。
・歩行困難: ストレートバックの進行により、正常な姿勢を保てなくなると、歩行が困難になる場合があります。特に、長時間歩いたり、立ち続けたりすることが苦痛になることがあります。
・疲労感: ストレートバックの影響で、筋肉や骨に余分な負担がかかるため、身体が常に疲れを感じやすくなります。これにより、日常生活の質が低下することがあります。
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