2024/10/09(水)
【仙腸関節障害とは?】
【仙腸関節障害とは?】
仙腸関節に関連する痛みや機能不全を引き起こす状態を指します。
仙腸関節は、仙骨と腸骨が接する場所にあり、体重の負荷を下肢に伝える重要な役割を果たしています。
仙腸関節障害は、骨盤や腰部に痛みを生じ、しばしば慢性的な症状として現れます。この障害は、日常生活において多くの人が経験する腰痛の一因となることがあり、特に動作時に強い痛みを感じる場合があります。
痛みの特徴
仙腸関節障害によって引き起こされる痛みは、通常、腰や骨盤の一側(左右どちらか)に集中します。痛みは腰部の深部に感じられることが多く、しばしば鈍痛や刺すような痛みとして現れます。また、痛みは臀部や太もも、さらには脚の外側まで放散することがありますが、膝を超えて足先まで痛みが広がることはあまりありません。これが、坐骨神経痛などの他の腰痛と区別される点です。
仙腸関節障害に関連する痛みは、特定の動作や姿勢によって悪化することがよくあります。
特に次のような動作で痛みが強まることが知られています。
座っているとき:長時間座り続けると仙腸関節に負担がかかり、痛みが悪化することがあります。特に、骨盤が後ろに倒れるような座り方(いわゆる猫背)は痛みを誘発しやすいです。
立ち上がるとき:座っている状態から立ち上がる際に、急に痛みが出ることがあります。これは、仙腸関節周囲の筋肉や靭帯に急激な負荷がかかるためです。
片足で体重を支えるとき:片足に体重をかけたり、階段を上ったりする際に痛みが強まることがあります。片側の仙腸関節に偏った負荷がかかるためです。
体を捻る動作:体を左右にひねるような動作や、腰を回す動きで痛みが生じることがあります。これは、仙腸関節が微妙に動くことで、関節やその周囲の組織が刺激されるためです。
仙腸関節障害の原因
仙腸関節障害は、さまざまな原因によって発症します。
最も一般的な原因としては、次のようなものが挙げられます。
過度な負荷:長時間の立ち仕事や重い物を持ち上げる作業など、骨盤や腰に過剰な負荷がかかると、仙腸関節に炎症や機能不全が生じることがあります。
外傷:交通事故や転倒などで仙腸関節周辺に直接的な衝撃が加わると、関節が損傷し、痛みが発生することがあります。また、スポーツ活動中に起こる激しい捻りや衝撃も原因となり得ます。 妊娠:妊娠中には、ホルモンの変化によって骨盤周囲の靭帯が緩み、仙腸関節の安定性が低下します。この結果、妊娠後期や出産後に仙腸関節障害が発生しやすくなります。
関節の変性:加齢に伴い、仙腸関節の軟骨が摩耗し、関節が硬くなることがあります。これは、関節の可動性を低下させ、炎症や痛みを引き起こす可能性があります。
腰痛が起こる原因はいくつか考えられます。
当院では原因を細かく探りながら施術に入らせていただきます。
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