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2019/07/30(火)

ひねり動作での腰痛の原因はお腹の筋肉です。

カテゴリー:腰痛

 

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先日、当院に体をひねると腰痛が出るというお悩みのある患者様がいらっしゃいました。

普段はそこまで痛みは出ないけど、体を使いすぎると腰痛が増してくるとのことでした。
その患者様は趣味で筋力トレーニングを週に3回ほどしており、非常に筋肉質でした。

細かく痛みの状態やこれまでのいきさつを伺ったあと、
いつもの様に痛みのある動作をする為に、ひねり動作を行なって頂きました。

すると可動域は出ているのですが、痛みも出ていました。

よく観察すると、患者様は腰部でのひねりが極端に大きいということが分かりました。

ひねり動作、つまり体幹の回旋動作は腰部がメインではなく股関節と胸椎(胸)の動きで
行われるのが良いとされています。

腰椎は骨の形状的に回旋に適してはいないのです。(腰椎は前後運動に適した形状です)

つまり、患者様の痛みは腰部に頼った回旋動作のエラーにより発生していました。

ではなぜ、腰部に頼った動作になってしまったのか?
ということを考えるのが重要です。

よくよく伺うと、患者様は日頃から筋力トレーニングを行なっており、そのトレーニングで
腹筋のトレーニングを毎回行うとのことでした。
そのトレーニングでひねりながら鍛えるメニューを行なっていて、その動作が腰をひねる様にと
トレーナーさんから教わったとのことでした。

腰をひねるという言い方は様々なスポーツで表現されますが、
それは感覚的なことで、
正しくは股関節を胸椎の回旋を行う。ということが体の仕組み的には正解だと考えます。

患者様の施術のポイントとしてはカチカチになった腹部の筋肉(特に外腹斜筋)を緩め、
肋骨を動かせる様にするエクササイズ、股関節のストレッチとしました。

施術後にはひねり動作での腰痛は解消しました。
今後は動作時の腰をメインで捻ってしまうというエラーを改善するとより良いかと。

今回は長くなりましたが、最後に腰部のひねり動作での腰痛対策として
腹部の筋肉のセルフケア動画を載せておきます!

 

 

 

 

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