2024/10/30(水)
【痛めたばかりは何をすればいいの?】
【痛めたばかりは何をすればいいの?】

まず、痛めた日から数日間を急性期といい、身体が炎症反応を起こしていることが多く、治癒に向けた負担が大きくかかっている状態です。
この時期に体に良くない物や行動は回復を遅らせたり、悪化させる原因となるため、以下に注意点を詳しく解説します。
1. 無理な運動や過度な動き
急性期は症状が安定していないため、無理な運動や過度な動きは避けましょう。特に、急激な腰痛や筋肉損傷を伴う場合、過剰な運動は症状を悪化させる原因になります。体は安静を必要としているので、急性期の状態に適した活動を選ぶことが重要です。痛みを我慢して動き回ったり、重い物を持ち上げたりすることは避けましょう。
2. 冷やすべきタイミングを逃す
急性期には通常、患部を冷やすことで炎症を抑え、痛みを和らげる効果が期待できますが、タイミングが重要です。発症から数時間から1~2日程度は冷却が推奨されますが、それ以上冷やし続けると、血流が悪化し治癒が遅れる原因になります。冷却は15~20分程度を目安に、炎症が落ち着いたら温める方向に切り替えるのが望ましいです。
3. 温熱療法の誤用
急性期に温めることは、患部の腫れや痛みを悪化させるリスクがあります。温めることで血流が良くなり、通常は治癒が進みやすくなりますが、急性期の初期に温めると、逆に炎症が悪化し、腫れが増す可能性があります。急性期の早い段階では温熱療法は避け、冷却療法を優先することが基本です。痛みが軽減してきた頃に温熱療法を行うのが適切です。
4. 過度の飲酒
急性期には、過度な飲酒は控えるべきです。アルコールは血流を促進するため、急性期の炎症を悪化させる可能性があります。
5. カフェインの過剰摂取
カフェインは覚醒効果を持つため、適量であれば体に活力を与えることもありますが、急性期の体には悪影響が出ることがあります。特に、カフェインはストレスホルモンであるアドレナリンの分泌を促し、体が緊張状態にあるため、筋肉の緊張や血圧の上昇を招きやすいです。
6. 睡眠不足や不規則な生活
急性期には体力と免疫力の回復が重要であり、睡眠はその基盤を支える役割を果たします。しかし、睡眠が不足すると、体の修復機能が低下し、回復が遅れる原因となります。特に睡眠不足はストレスホルモンを増加させ、炎症を抑える力を弱めるため、十分な睡眠を取ることが必要です。また、食事の時間が不規則だとエネルギー不足に陥り、回復が遅れる可能性もあるため、規則的な生活リズムを保つことも重要です。
7. 不適切な食事や栄養不足
急性期には、体の治癒をサポートする栄養が必要です。しかし、脂肪分や糖分の多い食事、加工食品の摂取は避けましょう。これらは体に負担をかけ、炎症を悪化させる可能性があります。代わりに、抗酸化物質が豊富なビタミンCやE、亜鉛やマグネシウムを含む食品を摂取することが、回復をサポートするのに役立ちます。また、水分補給も欠かせません。体が十分に潤っていないと、老廃物が排出されにくくなり、炎症が長引く原因となります。
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